【レインワールド】イテレーターという存在について【データベース】ネタバレあり

2023年1月18日

ひろてく

ゲームの考察・感想レビューのブログやってます。ストーリー性強い作品が好きで、最近は「ホラー」や「アドベンチャー」のジャンルが多めです。 YouTubeで実況もしてるのでそちらも是非。

イテレーターとは
Five Pebbles【ファイブ・ペブルス（通称ペブルス）（別名Erratic Pulseイラティック・パルス）】
Looks to the Moon【ルックス・トゥー・ザ・ムーン（通称ムーン）（別名Big Sis Moonビッグ・シス・ムーン）】
No Significant Harassment【ノー・シグニフィカント・ハラスメント（通称NSH）】
Sliver of Straw【スリヴァー・オブ・ストロー（通称SoS）】
Seven Red Suns【セブン・レッド・サンズ（通称サンズ）】
Grey Wind（グレイ・ウィンド）・Chasing Wind（チェイシング・ウィンド）【通称CW】
Unparalleled Innocence【アンパラレルド・イノセンス（通称UI）】
まとめ
気になる方へ

イテレーターとは

この不思議な不思議な荒廃した世界には様々な歴史の爪痕が見て取れる。そして冒険をしていくことでこの世界にイテレーター（有機的な細胞も持つロボット）という存在がいることを知るだろう。この世界は昔、古代人が存在していたが絶滅した。古代人により作られたイテレーターたちはなめくじ猫に言語能力を与え、あるいは会話を楽しむ者、生物そのものを改造したりする者までいた。昔は数千体以上作られたそうだが、今では個体数が減った。それらの情報はイテレーターにパールを解読してもらうことで謎を紐解いていくことができる。元々は古代人の手助け（下記のアセンションも含む）や、缶に食料、水、エネルギーなどを詰めて都市に送っていた。

古代人を失った彼らイテレーターには現在、【大きな問題】（原文ではBig Problem）を解決することが使命となっている。その使命とは下等生物のアセンション（上昇）を助けることで、このゲームにおけるアセンションとは輪廻転生の輪を抜けるという意味に近いものが読み取れる。下記イテレーターのムーンも、残りの寿命が短いハンターに対して「あなたはまたすぐに目覚めるでしょう」、と指摘している。下等生物は死んだらまた輪廻転生してしまい、同じ世界で今日を生きるため殺し合い、無限にこの世界でそのサイクルを繰り返すことが問題ということだ。そしてこの世界を抜けた次の次元に行くことをアセンションと呼んでいる。そしてある時、運命の時である。とあるシグナルが下記Sliver of Straw（SoS）というイテレーターから発信された。それは【大きな問題】が解決されたら発信されるものであった。解決には３つの命題が肯定される必要がある。作中では３段肯定（Tripple Affirmative）という言葉が使われている。それらは
１．解決策が見つかったという命題。
２．解決策は移動可能かという命題。
３．技術的に実行可能であり広く適用可能かという命題。
の３つだ。これらが全て肯定された場合にのみ特定のシグナルが発信されることになっている。

しかしその後は何も起こらず、そのシグナルを発信した直後、本人のSoSは死亡したと推定されている。この一件で、解決についてイテレーターの間で意見が分かれることとなる。

彼女は解決策を見つけたが解決策が危険だ、と言う者たちや、解決策は直接的に発見されることなく推論されるべきだと考える者たち（Triangulators）もいた。また、彼女は解決策など見つけておらずただ死んだのだと言う者たち、死んだこと自体が解決策だったのだと主張する者たちまでいた。それらが派閥になり発展し、SoSの最後の瞬間のシミュレーションするための膨大な論争も行われたが、大した結果は得られなかった、つまり失敗している。

ちなみにガイドは彼らの所有物だ。直接は遠くへ行けないイテレーターの手足や目となって情報を送る。

ちなみにこのゲームの目的の１つはこのペブルスに会うことだ。モンク、サバイバーでは彼に会うことで会話能力を得て、ゲームクリア（アセンション）の方法を教えてくれる。

ちなみに彼らは缶（Can）と呼ばれる大きな金属状の構造物の中に配置されている。その缶の上に都市が作られていて、缶は都市から吊り下げられている。ちなみに彼らの名前はあまり人間的ではないのも特徴だ。それではゲームに出てくるイテレーターを紹介していこう。※名前だけ出てくるイテレーターがほとんど。

Five Pebbles【ファイブ・ペブルス（通称ペブルス）（別名Erratic Pulseイラティック・パルス）】

【大きな問題】の解決に翻弄される、現実的で超マジメなイテレーター。ユーザーから大人気。このゲームで実物に会えるのはこのペブルスと下記ムーンの２体だけだ。ペブルスはSoSの件に興味を持ち、その解決について達成するため、Sliveristというイテレーターグループに別名（Erratic Pulse）で潜入しSoSの解決法について多くの実験を行ったが全て失敗に終わった。

またイテレーターにはタブーが存在する。それは自己の遺伝子操作だ。自己破壊は禁止されていてイテレーターはそれに逆らえないが、ペブルスはとある方法で書き換えることを試す。しかしそれにも失敗し大変なことになる。その結果大変な生物を生み出したのだ（Rot腐敗と言う）。

その生物を廃棄するためのガーベッジウェーストという地域を作った。失敗から生まれた有機物を取り除くために彼は大量の水を使い、ムーンの貯水池にさえも手を出しムーンを機能不全に陥らせた。それでも腐敗していくペブルスは、未だにそれを食い止める方法が見つかっていない。すなわちレインワールドの所以、この世界の致死性の雨の原因は彼にもあるのだ。実際、イテレーターはローカルグループを形成し、イテレーターのシステム冷却には大量の雨が必要で、それらが原因でこの世界の激しい雨は降っているのだ。

Looks to the Moon【ルックス・トゥー・ザ・ムーン（通称ムーン）（別名Big Sis Moonビッグ・シス・ムーン）】

イテレーターのローカルグループの意思決定者、この地域のグループでは１番えらい。上記ペブルスによって機能不全に陥るが、下記イテレーターNSHが派遣した赤いなめくじ猫、ハンターを遣わせてもらうことによりムーンは復活した。ペブルスによって会話能力を得たあとならムーンと会話することが可能だ。パールを渡せばパールの内容を解読してくれるし、手に持っているアイテムを渡せばそのアイテムについて知っていることを語ってくれる。しかし機能不全から復活してからは記憶回路が壊れていて、記憶をあまり保持できない。だが常に優しい心遣いを見せ、小さい生き物にも愛を持って話しかけるムーンを見て、筆者は小さな記憶喪失の男のロボットだと思い、動画では一人称を僕で語らせてしまっている。内容が分かれば良いかなと思っているがブログではしっかり敬体でムーンの言葉は綴ろうと思う。パールはパールの記事で、ハンターやサバイバーでのムーンの会話はそれぞれのなめくじ猫の記事で執筆する予定だ。

No Significant Harassment【ノー・シグニフィカント・ハラスメント（通称NSH）】

TwitterでみたNSHの画像（アゴの超発達したオッサンの画像）が忘れられない。いや、そんな描写はないが彼はローカルグループでジョークをよく言うイテレーターだ。イテレーターのくせに【大きな問題】にはあまり関心がない。でもムーンを救ったり、パールの会話の様子を見ている感じコミュニケーション好きな印象だ。ちなみにNSHがMoonの近くを散歩するMODが存在する。結構愛されている気がする。気になる方向けに最後にリンクを貼っておく。

Sliver of Straw【スリヴァー・オブ・ストロー（通称SoS）】

【大きな問題】解決問題の張本人。SoSはなぜシグナルを出したのか、なぜ直後に死んだのか、この世界がレインワールドとなってペブルスを狂わせたのも全てはこのイテレーターだ。

Seven Red Suns【セブン・レッド・サンズ（通称サンズ）】

ペブルスと親しいイテレーター。スカイアイランドにはペブルスとサンズの会話ログが収録されたパールが落ちているが、パールの冒頭が、【ペブルスと彼の友人の会話】となっているくらいだ。しかしサンズは【大きな問題】の解決が無益と言っている。イテレーターが皆解決しようとしてもできず辟易としていることを理解しているのだ。

Grey Wind（グレイ・ウィンド）・Chasing Wind（チェイシング・ウィンド）【通称CW】

Sliveristグループのイテレーターと思われる。サブターレーニアンのパールでは、Sliverist内での別名のペブルスの存在を怪しんだ。下記イテレーターUIのガイドを使ってペブルスの現状を知ると、ペブルスが腐敗していることを知り、彼を助けてもらうため、サンズにペブルスと連絡を取るように通信している。

Unparalleled Innocence【アンパラレルド・イノセンス（通称UI）】

上記CWの会話ログに出てくるUI。ペブルスの隣人で、ガイドを使ってペブルスの状態を観察しているようだ。MODのパールでもたまに会話ログに出てくる。

まとめ

この世界の真実を紐解いていくには必ず必要な存在となるイテレーター達。作った本人の古代人は絶滅し、それでも自分たちの使命を果たそうとするイテレーターについての描写はすさまじく、人気も高い。記事を書いていても、なんて面白い設定なんだと感動する。特にイテレーターの情報は難解で、ほぼ日本語のページがないため貴重だと思う。執筆するにも勇気が必要だった。というのも英語の翻訳はほぼ"筆者と筆者の友人"の２人でしているので間違った理解などあったら申し訳ない。もし間違いがあればコメントやTwitterなどで筆者に教えてほしい。ネタバレなしの濃縮攻略情報や、他のデータベースリンクを下記に用意しているので是非活用してほしい。

あぁ、やっぱりTwitterのNSHの画像が忘れられない。

気になる方へ

◆NSHのファンアートのURL（Cherriow氏@Wren_1t3）
https://twitter.com/Wren_1t3/status/1566833803338911745?s=20&t=7xFWzq0cm6UXwddBe5RzxQ

レインワールドをこれから遊ぶ方へ

◆【レインワールド攻略】これから遊ぶ人向けのゲーム情報【ゲームでは教えてくれない説明書】ネタバレなし
https://hirotechblog.com/rainworld/how_to_play_no_spoilers/

レインワールドDownpour関連の記事

◆【知っておきたい】レインワールドDownpourの各キャラ情報【Rain World追加DLC】
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◆レインワールド追加DLCのプレイ開始方法・MODの入れ方、おすすめMOD【Downpour】
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データベース

◆【レインワールド】イテレーターという存在について【データベース】ネタバレあり
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◆【レインワールド】エコー(Echo)について【データベース】Downpour情報含む
https://hirotechblog.com/rainworld/echo/

◆各キャラの詳細情報
【発明家】【食いしん坊】【ストリーム】【槍マスター】【聖人】

◆エノットのデートシム会話内容
【発明家】【食いしん坊】【ストリーム】【槍マスター】【聖人】

レインワールドMODキャラ

【エニグマ】【ノワールキャトー】【パラサイト】【ムーンライト】【シミラー】【ダークネス】【キャパシター】

プレイ日記リンク

◆発明家編プレイ日記１日目
https://hirotechblog.com/rainworld-diary/day1/

◆食いしん坊編１日目
https://hirotechblog.com/rainworld-diary/the_gourmand_day1/

◆ストリーム編１日目
https://hirotechblog.com/rainworld-diary/the_rivulet_day1/

◆槍マスター編１日目
https://hirotechblog.com/rainworld-diary/the_spearmaster_day1/

◆聖人編１日目
https://hirotechblog.com/rainworld-diary/the_saint_day1/