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『Re≒Connect Exit LOOP』の考察・エンディング紹介・異変一覧・感想レビュー

ひろてく

ゲームの考察・感想レビューのブログやってます。 ストーリー性強い作品が好きで、最近は「ホラー」や「アドベンチャー」のジャンルが多めです。 YouTubeで実況もしてるのでそちらも是非。

本記事では、全エンドクリアプレイ済の筆者が

◇前半ではゲームの概要から魅力・このゲーム買うべき?をご紹介
◇後半ではネタバレありの考察・エンディング紹介・異変一覧・感想レビューなどのパートを設けています

既プレイの方も未プレイの方も是非ご覧ください。

※本記事は恐怖画像や恐怖描写などの表現を含むため、苦手な方はご注意ください。

『Re≒Connect Exit LOOP』の基本情報

開発 / 販売元Damecchi駄目っち
対応機種Steam
価格Steam:¥700
ジャンルホラー / 間違い探し系
プレイ人数1人
発売日2024年5月21日
ゲームインフォメーション

ゲーム概要

無限にループする駅に閉じ込められました。 異変を見つけたら赤へ/異変が無ければ青へ 最後まで到達できるか?

(Steamストアページより引用)

どんなゲーム?

本作は人気間違い探しゲーム『8番出口』ライクな
3Dのウォーキングシミュレーターゲーム

舞台は地下鉄駅のホームで

プレイヤーは主人公の奇抜なおじさんを操作しながら

ホームに異変があればの階段へ

ホームに異変があればの階段へ進み

7回連続で正解すればループする地下鉄から脱出できるというルールだ。

しかしこのホーム、どこを見回してもおじさんしかいない。

間違いを探して無事に脱出することはできるのか……?

本作の魅力

おじさんしかいない

おじさんしかいない。

最初に出るホームにも、向かいのホームにもおじさんしかいない。

さらにおじさんたちはみんな個性的だ。

異変があるかないかをチェックするのに、観察対象が個性的なのは結構助かる。

ちゃんと8番出口

これはどう見ても異変だ。

しかしこれが異変だったら主人公も異変なのではないか?

電車も乗れちゃう

なんと本作は電車に乗ることもできる。

ホームだけを舞台にした8番ライクや、電車内だけを舞台にした8番ライクは多数あったが、本作はどちらもできてしまう。

また、電車の中では美しいフェアリーの姿も見られる。

8番出口系好きだけど買うべき?

買うべき。

本作は8番出口ライク系のゲームの中でも、舞台が凝っていたり、登場人物が凝っていたりと唯一無二性を発揮している。すべての異常を探しながら楽しむと5時間以上は十分に遊べるし、何より観察対象が多く遊んでいて本当に楽しいのも高評価で、ボリューム的にもゲーム性的にも700円の価値はあると評価できる。一方、本作はコントローラー推奨となっていて、マウス&キーボードの操作説明が文字通り一切存在しないので、その点はやや丁寧さに欠けるかもしれない。もっともそれは修正まで時間の問題だと思うので、そこまで評価の下がるものではないだろう。また、困る方がいると思ったのでキーボードの操作説明はSteamのレビューにしておいた。困った方はそちらを見ていただくと解決することだろう。

エンディング紹介(ネタバレあり)

エンディング条件

発生条件

6番ホームで正解し、7番ホームに入った瞬間にエンディングルートに突入する。

エンディングまで

発生条件を満たすと、照明類が落ちてホームが暗闇となる。ホームに行くと全ての改札が開いているが、そこから脱出しようとしても「LOOP」と表示され7番ホームからリスタートしてしまう。この状態になってからは電車が走っていないので線路を歩くことができ、線路の先を進むと主人公のスマホのようなデバイスから「CALL」の文字が。電話に出ると、主人公の愛する推しキャラクターがヒントをくれ、Steamストアページの画像にヒントがあるということを教えてくれる。実際にページを見てみると、不自然なまでに緊急発射ボタンの画像が並んでいることに気づく。ホームに戻り緊急発射ボタンを押すと電車が再度動きだすが、電車はノーストップで走り続ける。電車には乗れないので、走ってくる電車を待ち受けて、電車にひかれればエンディングに突入する。これがエンディングまでの流れだ。次にエンディング内容について見てみよう。

エンディング内容

電車にひかれてループから抜け出すことに成功したようだが、エンディングではまるで魂のように、これまでずっと囚われていた地下鉄のホームを一人称視点で眺めるシーンが続く。最後はホームの端ギリギリでずっと動かなかったおじさんにフォーカスされ、そのおじさんの右手からタコのような触手が生えていることが分かりブラックアウトする。その後主人公は無事にホームから脱出することができ、杜王町という場所に出るのだった。

ちなみに森王町編も用意されているが、そちらにも異変はあるもののエンディング関連はなく、後日アップデートで実装予定とのこと。

考察(ネタバレあり)

エンディングについて

考察①「普通の考察」

エンディングはおそらく次回作か、次回アップデートの予告かなと予想。主人公目線では脱出できたことが分かり、手のヤバイ奴については次回の伏線ということだろうか。帰ってきた杜王町という場所は、ジョジョの奇妙な冒険第4部の舞台となる場所とまったく同じ名前で、その作品には時間ループ的な要素もあるため、それとかけた演出といったところだろうか。

考察②「主人公のおじさんは次のループへ行った」

果たして主人公は脱出したのだろうか?そうだ、エンディングではたしかにループする地下鉄を出ることはできたが、杜王町が現実世界だということは分かっていない。しかもなぜか外の場所にはループで出会ったおじさんたちしかおらず、本当に主人公が現実世界に戻ることができたのだろうか。さらに出た場所が杜王町ということは、ジョジョ4部の内容から考えるにまたループに入った可能性が高い。次回作なのか次回アップデートなのかは不明だが、主人公の奇抜なおじさんには、まだまだ数奇な運命が待ち構えているのだった<――To Be Continued
※5/23追記
ホーム編までだと思っていたら杜王町編も異変があることに気づき、考察があたっていたことに驚いた。しかし主人公のおじさんは、この杜王町編が終わってもきっとループし続けると予想する。それがおじさんの血に定められた数奇な運命なのだと<――To Be Continued

あのホームはいったい何?

考察「本作は8番出口ライクゲームの練習場所」

『8番出口』という作品にはおじさんが1人出現した。しかも本作ではそのおじさんと思われるおじさんも登場している。ならばこのホームは"おじさん役"が帰ってくる超自然的な集合場所と言えるのではないだろうか。8番出口をクリアされてしまったおじさんは役目を終えこの場所に帰ってきたと考えると、なぜたくさんのおじさんが1カ所にいるのかの説明がつく。また、8番出口ライクなゲームは多数存在しておりおじさんが出てくるゲームも多い。しかしおじさんするにもおじさんする練習が必要だと思われるため、本作はそのおじさんたちが集合する練習場所だと思えば腑に落ちる。どうだろうか、お分かりいただけただろうか。筆者は分からない。

感想レビュー(ネタバレあり)

8番出口に出てきたおじさんというアイドル的存在を、さらに複数存在させた塩分濃いめの8番出口ライクなゲームだった。しかし考えてみると、8番出口を遊んでいたときに楽しかったのは、「おじさんに異変はないか?」と観察する時が特に面白かったし、本作はそれを存分に楽しむことができると考えると需要のスキマをついてきたな、と思った。

しかしなぜこうも異変とおじさんは合うのだろうか。8番出口の発想元のThe Backroomsには、たしかにメトロと呼ばれる電車の走る場所があるのだが、おじさんが存在するわけでもないし、おそらく開発者コタケクリエイト氏の遊び心だったと思われる。しかし彼もここまでおじさんを増やされるとは思ってもみなかったことだろう。

また、異常の数は駅内で30種類ほどと、外の杜王町編で20種類ほどだが、発売日の2日後にアップデートも控えているような看板も見られ、作者の意欲が伺える。次はどんなおじさんと出会えるのだろうか。いつの間にか筆者もおじさん中毒になってしまっているではないか。どう責任をとってくれるんだ。早くアップデートを……おじさんを頼む。

異常一覧

駅ホーム編

おじさんの頭の上にリンゴ

これはエスパーおじさん

ホーム中央の柱の場所に石の人形

これは見てしまった感ハンパない

おじさんの顔がヤギの骸

悪魔の遣いはいつもヤギなんだ

ホームにミリタリー人形と銃が散らばる

これでも平気で横で踊れるおじさんのメンタル

ペアルックおじさんの片方が悪魔化して犯行に及ぶ

主人公の見てしまった感がグッド

ホームの柱が朽ちた柱に

大黒柱はみんな頑張ってるっていう暗喩か?

おじさんの背中に黒色の笑顔マーク

ハッキングの線で考察するのも楽しいかも

発声練習おじさんの横に凶器

遺体はどこに……

椅子の忘れ物の位置が違う

このくらいはいいじゃないか

ホームの柱がお稲荷さんに

これは守ってくれそう

通気口に手形とか

一応ホラー要素入れてくる

壁模様の人

これは8番出口ライクにだいたい出てくる。でも本作では追いかけてこないし触れてもゲームオーバーとかもない。

踊るロボット

こいつ……できる!

通気口が擬人化

これはシークレットおじさん

開くドア

ドアの先は壁。壁に取り付けられたドア。うーんこれはThe Backroomsだ。

倒れた自販機

上に乗ってる人形は地味に動く。

電車内のフェアリーのダンスが違う

気づいたとき嬉しかったのがくやしい。

電車内の人形が落ちてる

落ちてひくひくしてる。まあ失敗は誰にでもあるさ。

毛刈り隊注意の看板が伸縮している

見た限りこの看板だけみたい。

缶を積む人形

この人形結構異変もらってて他のおじさんが嫉妬しちゃうね。

浮遊する公衆電話

これはまさに異変。これでも使えるのか?

自販機の容器入れからホログラムの手

これが未来のディストピアの握手会か。

電車の床に模様

ケンタウロス(おじさん)かと思った。

スキャン中にのみ見える自販機の上の狛犬

この主人公じゃなかったら見逃してたね。

スキャン中にのみ見えるホーム中央の顔の石像

これはおじさんじゃないんだ。

おわり。抜けてる異変があったらコメントで教えてください。

外の杜王町編

随時更新予定

リンゴに刺さる矢

横のおじさんアーチャーだったか。

モノレールの下に笑顔マーク

くっ、ここにも笑い男が。

ドアに血

ホームにもあったラクガキ、この伏線だったのか……!!

自転車のカゴにスイカ

特売日だったのかな。

仰向け寝でなくうつ伏せ寝に

相当疲れてたんだろうな……クッキーあげたい。

動くスネークごっこダンボール

中にはどれだけ小さいおじさんが入ってるんだ?

顔文字の変化

いいことあったんだね。こっちも嬉しい。

ガードの巨大化

コーナーに巨大なの置くと角が見えないので危ない。

ロードローラーがショベルカーに

ほんとにジョジョ好きなんだなって分かる。

道路に埋まった石像

邪魔ではないからOK。

巨大化した自転車

巨大なおじさんがいるってことか?

ロボットのカバンの色がカーキ色に

時間が急速に進んだという考察が始まる。

フェアリーのダンスが変化

よく見たらスローになって違う種類のダンス踊ってた。もう、かわいいんだから。

広場に狛犬出現

ありがたい。

かぼちゃおじさんが巨大化

あの自転車あなたのだったのか。

マンホールから黒い影が出たり消えたり

まるで息をしているようだ。

ビルの壁から顔の石像

今度はスキャンしていないのにッッッ……!!

ビルの壁に石像

出現座標間違えちゃったのか。

ビルの後ろに巨大像

これは声でた。

壁に石像2

ちゃんと色変えてきてるあたり確信犯。

フェアリーのダンスが変化2

2つも異変もらうなんてわがままフェアリーだぁ。

両サイドの桜が葉っぱに

これ一番違和感ないかも。

おわり。自分でもよくやったなって思う。

関連リンク

◆『Re≒Connect Exit LOOP』のSteamストアページ
◆筆者がYouTubeで実況投稿した動画のリンク「おっさん天国」の8番出口から脱出したすぎるゲーム【Re≒Connect Exit LOOP】
◆筆者のYouTubeチャンネル(記事が良かったら登録して応援お願いします!)

Re≒Connect Exit LOOP © 2024 Damecchi駄目っち

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