『Super Adventure Hand(スーパーハンドの大冒険)』とは?
インフォメーション
開発 / 販売元 | Devm Games / Devm Games |
対応機種 | Steam / Switch / Epic Games Store |
価格 | Steam:¥1,500 Switch:¥1,999 Epic Games Store:¥1,260 |
ジャンル | 3Dプラットフォーム |
プレイ人数 | 1人 |
発売日 | 2023年9月21日 |
どんなゲーム?
ジャンルは「3Dプラットフォーム」で手が腕を助けに行くストーリー。
ある日、主人公の「腕+手」は「卑劣な足」によって腕と手を分離され、腕がさらわれてしまう。
自分の腕を取り戻しに、手が頑張る。
1ステージごとの踏破型ゲームで、『スーパーマリオ64』と非常に似ている。なんならオマージュ演出も多い。
難易度は優し目で、やっぱりマリオぐらいの難易度。
手の動きが極めて精巧に作られており、指1本1本が地面や壁を掴む能力を持っている。
吉良吉影も歓喜。
マリオならばゴールは「スター」だが、本作のゴールはコーヒー入りの「マグカップ」
ご覧の通り手はしゃべる
ゴールのマグカップもしゃべる
本作の面白さ
手が腕を取り戻すというシチュ
ゲームの概要で触れなかったのは、概要自体が面白かったから。
ほら、ちゃんと腕がある。
優美で可憐なこの姿、忘れないでほしい。
綺麗に分離した。
絶望である。
指1本1本の動きが本当に精巧に作られている(2度目)
手も腕のためにとても頑張っている。
卑劣な足
見ての通り卑劣な奴らだ。
なぜ腕が盗まれたのかは、ストーリーを進めることでしっかり分かるから安心してほしい。
フィールドに存在する卑劣な足
気絶させることはできても、倒すことのできない強力な相手
触れてしまうと遠くに飛ばされる。
マリオと違うところは、落ちてもすぐ近くで生き返り、デスペナルティ―などは一切ないこと。
ランキングで競わせる
1ステージ踏破型のプラットフォームなのでこういった要素を詰め込んできた。
これは序盤なので100人ほどいるのだが、ゲームを進めると3位になることもあった。下は9位までしかなかったことも。
発売日の翌日なので、この要素はこれから煮詰まってくることだろう。
オシャレ可能で手フェチ歓喜
この精巧に作られた手は、指輪を付けたりブレスレットをつけられる。
ステージが進むごとに増えていく。
君だけのシャレハンドを作ってしまえ。
マジでよくできてる。
各ステージにシャレた名前がついている
これは上手。
マリオを意識している
見慣れた帽子が頻繁に落ちていたり
見慣れた爆弾がでてきたり
マリオカートも参戦だ
感想・レビュー
最近、切り離された自分を自分で助けに行くゲーム流行ってんのか?
いや、たまたま、奇跡が重なったにすぎない。
なんだかんだステージは全50で、筆者のクリアまでのプレイ時間は2時間半ほどだった。難易度もしっかり上がっていくしストーリーもちゃんと進む。個人で開発したのかと思っていたがちゃんとしたスタジオだった。手へのこだわりはプレイしていてしっかり感じられたのも好感した。「手の腹、各指、手首」これら多数の判定をうまく1つの手としてまとめていたと思う。その反面、アセット(足場とか壁とかゲームのパーツ)の使いまわしが多く、50ステージもあるならばもっと多様にしても良かったとは思った。値段とボリュームについては、筆者はSteamにて1,500円で購入したのだが、正直これは高いと思った。クリア後の感覚では、800円ぐらいなら買いかなと思う。Epic Games Storeでは1,260円で購入可能で、Steamでもセールで安くなった場合はその金額に落ち着く気がしている。壁を移動できるマリオなので、こういったカジュアルなゲームが好きな方は買ってもいいかもしれない。下記の関連リンクから筆者の配信のアーカイブもあるので、迷っている方は雰囲気を見てもらうといいだろう。
ツッコミどころ満載で、クリアしたあとは、まぁまぁ楽しめたかな、というような満足感はあった。
ところで左手はどこなんだ?
関連リンク
◆『Super Adventure Hand』のSteamストアページ
◆筆者がYouTubeで配信した『Super Adventure Hand』のアーカイブ動画
◆筆者のYouTubeチャンネル
© 2023 Devm Games