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『Star Leaping Story:prologue』の感想レビューと今後の期待

ひろてく

ゲームの考察・感想レビューのブログやってます。 ストーリー性強い作品が好きで、最近は「ホラー」や「アドベンチャー」のジャンルが多めです。 YouTubeで実況もしてるのでそちらも是非。

『Star Leaping Story:prologue』の基本情報

開発 / 販売元ZerovHao
対応機種Steam
価格無料
ジャンルアドベンチャー
プレイ人数1人
発売日2024年4月3日
ゲームインフォメーション

ゲーム概要

とある星に不時着した宇宙船の実験室で一人の少女が目覚める。少女はかつての仲間たちと共に真実を探す旅へと出発する。旅の途中では奇妙な異星生物と出会ったり、様々な障害やアクシデントに直面する。仲間と共にピンチを乗り越えてゆくうちに、少女の失われた記憶が少しずつ蘇り、この星に隠された驚くべき真実が次々と明らかになってゆく!最終目標は…この星からの脱出!

(Steamストアページより引用)

どんなゲーム?

『Star Leaping Story:prologue』は2Dのプラットフォーム型のアドベンチャーゲーム

ロケットに乗って宇宙を旅していた一行は、トラブルに見舞われ謎の惑星に不時着してしまい、そこで暮らしながら研究所を立てた。

しかしある日、研究所が崩壊してしまい、主人公は研究所を脱出することに。

本作はひょんなことから出会った相棒とともに、危険の多いこの惑星を脱出するのが目的だ。

また、キャラクター操作はクセが強く

ジャンプしてから空中を5回までダッシュすることができる。

一度地に足が着くと、ダッシュ回数は回復するため、うまく足場を乗り継いでゴールを目指そう。

このダッシュアクションにはかなり爽快感があり、

ステージを進めていくととんでもなく難易度の高いプラットフォームがあなたを待ち受けている。

ちなみに本作は無料のプロローグ版となっており、製品版は2024年の第二四半期(7~9月の間)に発売予定となっている。

本プロローグ版は製品版と同じ内容だそうだ。

本作の魅力

垣間見える闇

研究所はこの日までは健全に運営されていた。

ところが謎の生物からもらった食べ物を食べてから、人々は狂っていってしまう……。

00年代当初のアニメ感

ゲームの全体的なノリが、00'年代のアニメのノリそのものである。

科学者

謎の生き物

相棒のノリ

キャラの話し方

どれをとっても「あぁ~」となる懐かしさをはらんでいる。

具体的に言うと、萌え萌え~な女の子声と、シンプルで分かりやすいストーリーラインだ。

謎のフルボイス

本作の開発は日本ではない。

だがなぜか日本語のみのボイス対応で、しかもフルボイスとなっている。

遊んでいると、日本の昔のアニメにかなりのリスペクトをされているように感じる。

ボイスに萌え萌えな日本語を選んだあたり、本当に日本のアニメが好きなのだと見受けられる。

しかしなぜだろうか、声やセリフ内容を見ていると、ローゼンメイデンを思いしてしまった。

ヤバイ奴らを紹介するぜ

星雲雲(せいうんうん)

本作の看板キャラクター

このキャラクターの声はもう、萌え萌えだ。

しかもとても優しい。

しかしおっちょこちょいなところもあり

科学者は敵のような存在として扱っている。

敵か味方かは……君の目で確かめてくれ!

ハートモンスター

無の感情を会得したモンスター。

ステージ中盤では、なぜか無言で「崖を飛び降りてはワープして生き返って」と無限に繰り返している闇の深すぎるモンスター。

もし遊ぶことがあったら、その闇の深さをぜひ体験してみてほしい。

炎ふきふきと霜ふきふき

こちらは炎ふきふき。

霜ふきふきとは一体となっているが、思考は独立しているらしく仲が悪い。

主人公には礼儀正しい。

こちらは霜ふきふき。

炎ふきふきとは仲が悪いが、やはり主人公には礼儀正しい。

神秘箱の生き物

オレンジが嫌いななめくじみたいな生き物。

声がとてもかわいい。

相棒の黄色い生物をオレンジだと思い拒絶している。

グーグー

闇が深すぎるモンスター。

瞑想すれば足が生えてくると思っている。

その緑色の足のようなものは足ではないのか。

謎の科学者

主人公に力を授けてくれた科学者。

たまに突然変顔をキメてくる。

ちなみに星雲雲とは仲が悪い。

未登場のヤバイ奴ら

プレイしていて出会えなかったまだ見ぬ生き物がちらほら。

製品版で出会える日が楽しみでならない。

感想レビュー(ネタバレあり)

萌え萌え声と引き込まれるストーリーで最後までプレイヤーを飽きさせず、クリア後には開発中の高難易度ステージまで用意されていてこだわりを感じるゲームだった。開発者がたった1人なので、早くて3カ月後リリースということは実際のところゲームはほぼ完成しているとみて間違いないだろう。ストーリーやキャラクターだけでなく、ステージの作りも細かく丁寧で、後半は高難易度の部類になってくるだろう。特にデスペナなどはないが、ステージが長く、死ぬと最初からとなるため、遊び甲斐があって良作だと感じた。今後製品版に期待したいことは、ちゃんとフルボイスを続けてくれることを願う。そしてステージも高難易度ステージを盛りだくさんにして、タイムを競ったりできればもっと盛り上がるのではないだろうか。期待したい点はその辺り。

また、主人公が無事脱出できるのか?!ということは欠けらほども気にならず、クリア後の時点で気になったことはたった1つだった。それは「星雲雲はどうなるのだろうか?」ということだ。ステージの途中で死んでしまったかのようなシーンがあったが、次のステージでは復活していたりと謎の多い存在。見方によっては、ただ主人公と遊びたいようにも見えるし、絶対的な力でもて遊んでいるようにも思える。こういった魅力的なキャラクターを作り出せる開発者は純粋にすごいと思う。製品版が出たら初日に星雲雲に会いにいくんだ。これはもう恋かもしれない。

関連リンク

◆『Star Leaping Story:prologue』のSteamストアページ
◆筆者がYouTubeで実況投稿した動画のリンクヤバい生き物のいる惑星を脱出するゲームが面白すぎた【Star Leaping Storyprologue】
◆筆者のYouTubeチャンネル

Star Leaping Story:prologue©2024 ZerovHao

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